2005年7月1日付けで, Saunders Mac Lane, Categories for the Working Mathematician, Second Edition, Springer-Verlag, ISBN0-387-98403-8, 1997 の邦訳である,ソーンダース・マックレーン著,三好博之/高木理 訳, 『圏論の基礎』,シュプリンガー・フェアラーク東京, の第1刷が出版されます. 本ページには本訳書に関連する情報が掲載される予定です. 本訳書について誤植,誤訳,ご意見などが ございましたらもしくは シュプリンガー・フェアラーク東京編集部までご連絡下さい. 直接のご回答は出来ないかも知れませんが, 当方で検討させて頂いた上で本ページに反映させて行きたいと思います.
シュプリンガー・フェアラーク東京では訂正用紙の挟み込み等は一切せず, 新たに刷る時にのみ訂正を行うという方針だそうですので, このページに訂正事項を随時掲載します. 我々の作業の手間を考えて,訂正の再訂正などはあまり考慮せずに その時点での最新の訂正一覧を掲載しますので,済みませんがご了承下さい. なお,数式についてはとりあえずLaTeXの表記を使用しています.
現在発見されている第1刷の訂正箇所は以下の通りです.(2005/07/21現在)
ページ | 行 | 誤 | 正 |
p.20 | 上図式右 | $Ta$から$Tc$への射に名前$Th$を追加 | |
p.38 | l.16 | "圏(Category)" | 「圏(Category)」 |
p.38 | l.16 | "函手(Functor)" | 「函手(Functor)」 |
p.38 | l.17 | "自然変換(natural transformation)" | 「自然変換(natural transformation)」 |
p.62 | 図式(3)下 | 射$1\times i$の向きが逆 | |
p.64 | l.13 | $D':B\rightarrow C$ | $D':C\rightarrow B$ |
p.67 | l.7 | 複体の圏 | 複合的な圏 |
p.67 | l.9 | 複体の場合 | 複合的な場合 |
p.94 | l.-5 | カノニカル(canonical) | (削除) |
p.112 | l.12 | 生成作用素の挿入 | 生成元の挿入 |
p.112 | l.15 | 生成作用素の挿入 | 生成元の挿入 |
p.112 | l.17 | 自由群,生成作用素 | 自由群,生成元 |
p.112 | l.17 | 生成作用素の挿入 | 生成元の挿入 |
p.112 | l.20 | 生成作用素の挿入 | 生成元の挿入 |
p.112 | l.-4 | 生成作用素の挿入 | 生成元の挿入 |
p.113 | l.6 | 生成作用素 | 生成元 |
p.115 | l.-3 | 最小実現化 | 最小実現(minimal realization) |
p.115 | l.-3 | 挙動 | 振る舞い(behavior) |
p.115 | l.-2 | 読者には彼自身が見つけた例を | 読者にも自分自身の例を |
p.118 | l.-5 | 不変射 | 普遍射 |
p.119 | l.16 | 余反射部分圏 | 余反射的部分圏 |
p.140 | l.-10 | を問うにはひとまず立ち止まらなければならない | を問うのも躊躇せざるを得ない |
p.182 | l.-1 | ケリー | Kelly |
p.253 | l.1 | 淵 | くさび |
p.253 | l.6 | によって | から |
p.253 | l.8 | (約)懸垂((reduced) suspension) | 約懸垂(reduced suspension) |
p.253 | l.14 | 生成作用素 | 生成子 |
p.253 | l.17 | 生成作用素 | 生成子 |
p.253 | l.-1 | 錐の生成作用素 | 錐の生成子 |
p.253 | l.-1 | この生成作用素 | この生成子 |
p.254 | l.-8 | 形付けられた | 定式化された |
p.254 | l.-1 | Kelley-Mac Lane | Kelly-Mac Lane |
p.282 | l.-8 | 中身 | 有用性 |
p.313 | l.-1 | ケリー | Kelly |
p.395 | l.-8 | ケリー Kelly | (削除) |
p.411 | (なし) | generate, 169 (generatingの前の行) | |
p.421 | (なし) | ―する, 169 (「生成」の次の行) | |
p.416 | l.22 | wedge, 297 | wedge, 253, 297 |
p.418 | l.-3 | くさび, 297 | くさび, 253, 297 |
注.G. M. Kelly (Max Kelly)は, ジョン・ケリー(John Kelley)と区別しにくいこともあり, カタカナからアルファベットに戻しました.
以下は(co)reflection, (co)reflectiveの訳語を「(余)反映」に 変更統一するのに伴う修正箇所です.(2005/07/15)
ページ | 行 | 誤 | 正 |
p.x | l.15 | 反射的部分圏 | 反映的部分圏 |
p.115 | l.-7 | 反射 | 反映 |
p.117 | ページ上柱 | 反射的部分圏 | 反映的部分圏 |
p.117 | l.8 | 反射的部分圏 | 反映的部分圏 |
p.118 | l.-13 | 反射的 | 反映的 |
p.118 | l.-11 | 反射 | 反映 |
p.118 | l.-10 | 反射の | 反映の |
p.118 | l.-10 | 反射は | 反映は |
p.118 | l.-5 | 反射は | 反映は |
p.118 | l.-5 | 反射的 | 反映的 |
p.119 | ページ上柱 | 反射的部分圏 | 反映的部分圏 |
p.119 | l.1 | 反射的 | 反映的 |
p.119 | l.3 | 余反射的 | 余反映的 |
p.119 | l.4 | 反射的 | 反映的 |
p.119 | l.5 | 余反射的 | 余反映的 |
p.119 | l.6 | 反射的 | 反映的 |
p.119 | l.11 | 反射的 | 反映的 |
p.119 | l.14 | 反射的 | 反映的 |
p.119 | l.16 | 余反射部分圏 | 余反映的部分圏 |
p.120 | l.1 | 反射的 | 反映的 |
p.120 | l.5 | 反射的 | 反映的 |
p.120 | l.13 | 反射的 | 反映的 |
p.123 | l.4 | 反射的 | 反映的 |
p.123 | l.9 | 反射的 | 反映的 |
p.124 | l.5 | 反射的 | 反映的 |
p.159 | l.9 | 反射的 | 反映的 |
p.248 | l.14 | 余反射的 | 余反映的 |
p.248 | l.-1 | 余反射的 | 余反映的 |
p.423 | l.12右列 | 反射,115, 118 | 反映,115, 118 (適切な位置に移動) |
p.423 | l.13右列 | ―部分圏,118 | ―的部分圏,118 (適切な位置に移動) |
p.424 | l.22左列 | 反射的―, 118 | 反映的―, 118 |
p.425 | l.13右列 | 余反射的, 119 | 余反映的, 119 |
平成17年8月6日付で発行された第2刷に対する訂正です. pdf